国際連携委員会

国際連携委員会

委員長: 徳益 芳郎 日本電気株式会社
副委員長: 細谷 竜一 上海欧計斯軟件有限公司、株式会社オージス総研
設立年月: 2003年6月
活動目的:
  1. モデリング技術の普及と共同研究の促進
  2. 統一されたモデリング技能認定の施行と技術者育成の相互支援
  3. 日・中・韓における「情報共有基盤」の確立
    オフショアリング基盤の確立
  4. 国際標準化への貢献
    アジアにおける「情報とモデル共有」のための規則・規格・ガイドラインの貢献等を目的に国際連携事業を推進する。

2015年度活動報告

UMTP/Japan 会員企業が中国企業を活用してオフショア開発を推進する際に、作業がスムースに進む環境
を創出することを目標とし、活動を計画。2015年度は、会員企業からの要請がなく、これまで構築してきた環境を維持。
2013年3月末を以ってSPI Chinaによる認定試験の配信を終了。NEC-ASによる試験として継続。

2016年度活動予定

アジア諸国および海外の関連団体と連携し、ドメインモデルの共有を進めると共に、スキルや認定試験問題などの標準化・共有化を進める機会を作る。
(1)中国での認定試験継続
(2)中国以外のアジア諸国への活動活性化の検討

2014年度活動報告

UMTP/Japan 会員企業が中国企業を活用してオフショア開発を推進する際に、作業がスムースに進む環境
を創出することを目標とし、活動を計画。2014年度は、会員企業からの要請がなく、これまで構築してきた環境を維持。
2013年3月末を以ってSPI Chinaによる認定試験の配信を終了。NEC-ASによる試験として継続。

2013年度活動報告

UMTP/Japan 会員企業が中国企業を活用してオフショア開発を推進する際に、作業がスムースに
進む環境を創出することを目標とし、活動を計画。2013年度は、会員企業からの要請がなく、これまで構築してきた環境を維持。
2013年3月末を以ってSPI Chinaによる認定試験の配信を終了。NEC-ASより認定試験継続要望があり、UMTPとの契約により、NEC-AS独自の
認定試験に切り替え、試験を実施。

2012年度活動報告

(1).中国での認定試験の展開加速

中国のパートナーである SPI China との協業を通じて、モデリング技能試験の展開を加速することを目標とし、活動を計画。
現在では、UMTP/Japanの会員企業が中国現地法人の要員に対して、L1認定取得指示した際に、SPI China のパートナー企業が迅速に認定試験を実施する環境を維持している。
試験実績:2013年3月末時点
L1受験者280名、内合格者185名、L2受験者68名、内合格者23名。

(2).UMTP/Japan会員企業のオフショア開発作業環境の創出

UMTP/Japan 会員企業が中国企業を活用してオフショア開発を推進する際に、作業がスムースに進む環境を創出することを目標とし、活動を計画。限定的であるが、環境を維持している。

2011年度活動報告

(1).中国での認定試験の展開加速

中国のパートナーである 中国ソフトウエアプロセス改善委員会(SPI China) との協業を通じて、モデリング技能試験の展開を加速することを 目標に活動。現在では、UMTP/Japanの会員企業が中国現地法人の要員に対して、L1認定取得指示した際に、SPI Chinaのパートナー企業が迅速に認定試験を実施して現地法人の要員の実力を判定することができるようになった。

(2).UMTP/Japan会員企業のオフショア開発作業環境の創出

UMTP/Japan 会員企業が中国企業を活用してオフショア開発を推進する際に、作業がスムースに進む環境 を創出することを目標とし、限定的ではあるが、オフショア開発での協業がスムースに進む方向へ進展させることが出来た。

2010年度活動報告

(1).中国での認定試験の実施体制の確立

中国ソフトウエア産業の全国的組織である中国ソフトウエア産業協会(CSIA)の下部組織であるChina System and Software Process Improvement Association(CSSPIA)が、北京、上海、南京、重慶で試験実施のパートナーを得て認定試験を開始した。また、UMLモデリングコンテストの開催、当協議会の基準を用いたトレーニングテキストの認定など、CSIA/CSSPIAが中国での認定試験を独自に展開できる体制が整った。他の諸都市への展開、UMLモデリングコンテスト開催など本格的な展開の新たなフェーズに入った。

(2).UMTP認定試験セミナー in 北京 開催

2010年6月4日、CSSPIA NEC中国およびUMTPの共催で「UMLの専門家を育成する」というテーマでUMTP認定試験セミナーを開催した(7.普及活動 海外セミナー 参照)。

(3).UMLモデリングコンテスト「Sparx Sstems杯」の開催

学生へのUML教育支援、モデリング人材育成を目的として、学生を対象としたUMLモデリングコンテスト「Sparx Systems杯」をCSIA/CSSPIAとUMTPとで共催した。全国の大学、専門学校などから270チームがコンテストに参加した。応募されたモデルはWebで公開され、1次評価としてWebで投票がなされ、27万票を超える投票があり非常に盛り上がりを見せた。表彰式は、2011年1月8日に北京で行われ、ベストモデラーを表彰した。
今後も学生以外にも広め、UMLモデリング、認定試験の普及を図っていく。

(4).UMLモデリングコンテスト「Sparx Sstems杯」の開催

オフショアソフトウエア開発部会で述べられているように、オフショアソフトウエア開発へのUML適用ガイドラインをV3.0へバージョンアップし、その英語版、中国語版をリリースした。また、(社)情報情報サービス産業協会と中国ソフトウエア産業協会主催で開催された第14回日中情報サービス産業懇談会等でガイドラインの紹介を行い、普及に努めた。

2016年5月
UMTP 国際連携委員会