L4試験認定取得者

L4試験認定取得者

◆ L4試験は、現在実施されている試験の最上位に位置づけられ、実践に基づ
いてモデリングを指導できる技術者を認定する試験です。
L4認定取得者は、高度なUMLモデリング技術だけでなく、UMLモデリングを
用いた十分な開発経験を有すると認定された方々です。
L4試験にチャレンジされ、見事に合格された指導者レベルの方々です。
L4試験を本格的に実施した2012年度からのL4認定取得者を掲載
しています。

◆ 2016年度 L4試験認定取得者
2016年度のL4試験には、株式会社クレスコ勤務の鷲澤純平氏が合格されました。
認定証はModeling Forum 2017で授与される予定です。
 鷲澤純平 氏  株式会社クレスコ 勤務
合格談話
新人研修時に受験したUMTP L1をきっかけに、順々に次のレベルの試験に挑戦し、本試験の受験となりました。
本試験は、UTMP L3の延長線上の試験という甘い認識でチャレンジしましたが、
実際に蓋を開けてみると、2次審査の課題に対して、最初はどのように取り組めば良いか全く分かりませんでした。
普段の業務では、設計レベルのモデルを記載する経験しかなかったため、試験に向けては、UMTP組み込みモデリング部会に参加し、要求分析レベルのモデリングに触れる機会を増やしたり、多数の書籍を読み漁りました。
レビューでのフィードバックや書籍を参考に、プロセスや各モデルの目的を理解しながら、なんとか成果物を作成できました。
長期間に渡る試験で、家族にも迷惑をかけましたが、試験を通じて自身のスキルが大きく向上したと実感しております。
問題の意図を把握して、モデルに反映させるように意識できたことが、合格につながったと思っています。
しかし、まだまだ経験不足や知識不足を痛感しており、今回合格のお知らせを頂きましたが、今後の成長を期待した上での評価と感じています。
これからも社内外で、モデリングの価値を伝えるエバンジェリストとして、モデリングの普及に貢献していこうと思います。
◆ 2015年度 L4試験認定取得者
2016年5月18日に開催されたUMTP2016年度総会において、2015年度のL4試験の認定証の授与が行われました。
細澤あゆみ 氏に、会長から認定証が授与されました。
 細澤あゆみ 氏  株式会社情報システム総研 勤務
合格談話
モデリングとの出会いは大学生の時からになります。当時、PBL(Project BasedLearning)でソフトウェア開発をしており、UMLを用いたモデリングを実施していました。モデリングに魅せられ、今でもモデルを中心とした情報システムの開発に携わっています。
2次審査の過程では、試験という意味だけではなく、モデラーとしての価値観や癖などを整理する過程で、自分と向き合うとても良い経験を積むことができました。「なぜこのモデルにしたのか?なぜこの選択肢のほうがよかったのか?」四ヶ月間、なぜ、なぜ、、、と自問自答を繰り返しました。仮想要求に対するモデリングを行う共通問題では、仮想顧客に対し、どのようにしたらビジネスに貢献できるのか、毎日考え続けました。この貴重な経験を無駄にせず、今後の仕事の糧にできるよう努めていこうと思います。
◆ 2014年度 L4試験認定取得者
2015年5月27日に開催されたUMTP2015年度総会において、2014年度のL4試験の認定証の授与が行われました。
雑賀 充宏 氏に、会長から認定証が授与されました。
 雑賀 充宏 氏  株式会社情報システム総研 勤務
合格談話
私は施主を支援する立場で基幹情報システムの再構築の業務を行っています。
UMLによるモデリングが、ビジネスの本質的な概念を抽出し、その構造を表すことに有効であることに数年前に気づき、本格的に学び活用してきました。仕事では、主に概念モデルを使って、お客様とビジネスの本来的なあり方について検討を進めています。このときは、複雑性、多様性、変化を見越したモデリングをしています。一方、実装においては、開発ベンダの方と連携し、必要な機能だけを確実に少しずつ作って、大きく育てるアプローチをとっています。
実際のプロジェクトでは、自分でモデリングするだけでなく、プロセスに応じたUMLの記法やモデルの考え方、使い方を様々な立場の方に説明し、作成されたモデルをレビューする機会も多くあります。UMTP L4試験を受けようと思ったのは、モデリングの指導者としてのスキルを確認し、今後の活動に役立てようと思ったからです。
審査の過程の中では、自身が行っているモデリングスタイル以外の手法・作法についての指摘もあり、手法選択の視野を広げることができました。審査自体が貴重な体験であり、学びの場であると感じました。 今後、多くの関係者の方にUMLを共通言語として活用していただけるように努めたいと思います。
◆ 2013年度 L4試験認定取得者
2014年5月14日に開催されたUMTP2014年度総会において、2013年度のL4試験の認定証の授与が行われました。
山海一剛氏、森木洋氏の両氏に、会長から認定証が授与されました。
 山海 一剛 氏  株式会社オージス総研 勤務
合格談話
合格のお知らせを頂いたときは、本当にうれしかったです。審査の進め方を詳しく知らないまま深く考えずに エントリしてしまったのですが、成果物作成に手間取った上、仕事のピークと重なったので、思いのほか苦しみました。
特に、どのような観点でどの程度の深さの成果物が求められているのかがピンと来ておらず、試験なので質問もできない わけですが、モデリングでも開発でもお客様とキャッチボールしながら進めることが多い私にとっては、精神的にもスト レスでした。最後には、課題にとらわれ過ぎず、モデリングの考え方や価値観など、モデラーとしての素の自分が伝わる ようにしようと考えたのが良かったのかも知れません。
高名な方々が審査員として居並ぶ面接審査の時は少々緊張しましたが、課題を題材にしたモデリング談義ができて、 むしろ楽しい1時間でした。始まるときは土砂降りだったのに、終わって窓の外を見ると、陽がさして青空が見えて いたのが印象に残っています。
 森木 洋 氏  株式会社情報システム総研 勤務
合格談話
今回、モデリングスキルを客観的にはかる良い機会だと思い、1次試験が無料なこともあり、L4への申込みをしました。
自身のプロジェクト経験を問う経験問題と、仮想要求に対して実際にモデルを書く共通問題の2つの問題を、3ヶ月間かけて 行っていくわけですが、今回の受験プロセスを経験できたことが一番の収穫だったと感じています。 結果、合格できたことは大変うれしく思います。
経験問題では、『ふりかえり』の重要性を再認識することができました。「モデリングはプロジェクトにおいて、どのよう に機能したのか?」、「モデリングにおいて、どのようなコンテキストでどのような判断を行ったのか?、今だったら他の 選択肢をとるか?」、「自分はどのように関わったのか?、次はどのよう関わりたいのか?」、上記のような事を考えさせ られるわけですが、現場での判断は一瞬ですので、『ふりかえり』を習慣づけておくことの重要性を再認識することができ ました。これからL4を受験される方には、『ふりかえり』をおすすめします。
共通問題では、モデリングは楽しくしんどかったです(略して『たのしんどい』です)。現場の様々な制約がない状況で モデリングすることはめったにない経験で、時間制約はあるのですが、納得いくモデルが書けず、何度も土日を潰し家族には負担をかけました。家族には感謝しています。
今後は、『ふりかえり』の結果を共有する役目にあることを自覚しつつ、モデリングに勤しみたいと思います。
ありがとうございました。
◆ 2012年度 L4試験認定取得者
2013年5月15日に開催されたUMTP2013年度総会において、2012年度のL4試験認定証の授与が行われ、
辻村浩史氏が、L4試験正式運用後の日本初のL4合格者としての栄誉を獲得されました。
 辻村 浩史 氏  株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ 勤務
 株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ
第三事業部第三開発部 辻村 浩史 様UMTPが主催するUML認定試験レベルL4、合格おめでとうございます。
L4は、現在実施されている試験の最上位に位置づけられ、実践に基づいてモデリングを指導できる技術者を認定する試験です。指導者レベルの技術者を認定するため、高度なUMLモデリング技術だけでなく、UMLモデリングを用いた開発経験も重要な審査要素となります。辻村様は、組込システムの開発業務を通じてモデリング技術を磨き、開発実績を積まれるとともに、難関中の難関である最上位のL4試験にチャレンジされました。その結果、審査員から与えられた高度な課題の回答及び面談試験を、みごとなプレゼンテーションによりクリアーされ、受験者4人のなか、ただ一人、栄誉をかちとられました。辻村様には、豊富な開発経験を生かし、第三事業部だけでなく、富士通コンピュータテクノロジーズ全社員の方が、L4受験、合格を目指すべく指導していただくことを期待するとともに、富士通コンピュータテクノロジーズが、世界に羽ばたく組込モデリングのリーディングカンパニーとして、一層の発展をされることを祈念します。
2017年7月