「Modeling Forum 2026」開催のお知らせ(本会2026.11.25、ワークショップ①11.13、ワークショップ②11.20)

今年もモデリングフォーラムを開催します。昨年はAI時代におけるモデリングという行為の意味を「シン・モデリング宣言」という形で明確にしようと考え、「よみ・かき、AI、モデリング」というキーワードとともに、リベラルアーツとしてのモデリングというコンセプトを打ち出しました。

今年度は、その流れを実際の仕事の現場でどう生かすのかという観点に立ち戻って、仕事の課題の発生する現場、業務のそもそもの目的や意味が問われる<ドメイン>(いままさに問題にしている業務の「領域」)をどうモデリングしていくべきなのか?をテーマといたします。現場を観察し、関係者と対話し、問題を発見し、仮説を立て、モデルをつくり、いろんなストーリーでシミュレーションを重ねながら、問題そのものや仮説じたいをモデルとして修正・変更しながら、問題解決につなげていくアジャイルなプロセスをいかに回すか。

そこに生成AIやAIエージェントたちの力をどう活用していくことができるのか。そうしたテーマを中心に据えて、午後の技術講演プログラムを組ませていただきました。AI時代のドメイン駆動開発の新しい姿と動きを受けとめていただけるものと思います。


一方、皆様も毎年期待されている冒頭の基調講演では、日本のIT分野の技術的・理論的な羅針盤的な役割で活躍されてこられた丸山不二夫先生に、非常に根本的な技術哲学的な観点を踏まえて、AIの理論的な進化の意味を理論面と技術面を交差させながらAIのもつ認識論的な位置づけの変化として整理して頂きます。そのうえで、モデリングという行為の本来的な意味を「カテゴリー論(圏論)」のフレームワークを使ってわかりやすく解説して頂き、ドメインを理解するためのモデルという仮設物の認識論的・存在論的位置づけをあらためて再確認できるのではないかと楽しみにしております。


基調講演と技術プログラムのあいだの接面(インターフェース)にあたる部分を、アーキテクトの鈴木雄介さんに担当して頂き、ソフトウェア工学の歴史を振り返りながら、LLMによって設計のどこが変わるのかを整理し、AI時代に設計対象の重心がどのようにシフトし、人が担う設計とは何か、そしてモデリングにはどのような役割が求められるのかを考えます。


AI時代にエンジニアを含む人間ができること、やらねばならないことを大きく変わる部分と、従来とかわらない本質的な部分とが明らかになってきつつあります。
モデリングはそれを炙り出すよい仕掛け=仮設物なのではないでしょうか。


皆様とモデリングフォーラムという場を通じて、さまざまな議論ができることを楽しみにしております。
11/25水の本会議だけでなく、2つのワークショップ(人間とAIの関係についての読書会、AIを活用したモデリングワークショップ)も用意しています。本会議もワークショップのいずれも無料のリモートな会ですので、ぜひ気軽にご登録いただきご参加くださいますようお願い申し上げます。

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特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会 事務局
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