MF2017プログラム
2017年11月10日(金) 9:45~17:50(敬称略)
午前
開会宣言 9:45 - 9:50
大会副委員長
元東京国際大学教授
堀内 一
ご挨拶 9:50 - 10:10
経済産業省
商務情報政策局情報産業課 企画官
和泉 憲明
基調講演 10:10 - 11:10
「CPSの動向とSociety 5.0 ―IoT、AI、クラウドのこれから」
東京大学大学院 情報学環 教授
東京大学 総合教育研究センター長
須藤 修
基調講演 11:10 - 12:10
「分類学と系統学:ダイアグラム論から見たデータ可視化の歴史と展望」
国立研究開発法人 農研機構・農業環境変動研究センター ユニット長
東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授
三中 信宏
昼食 12:10 - 13:15
午後
「今日のモデリング Retrospective」 16:55 - 17:35
<司会>株式会社豆蔵 取締役CTO 羽生田 栄一
<参加者>原田 騎郎、長嶺亮、 増田 亨、 吉田 塁
2017年度L4試験について 17:35 - 17:45
「2016年度L4認定証授与」
御礼 17:45 - 17:50
大会副委員長 元東京国際大学教授 堀内 一
プログラム詳細&ストリーミング配信
開会宣言 9:45 – 9:50
大会副委員長 元東京国際大学教授 堀内 一
ご挨拶 9:50 – 10:10
経済産業省
商務情報政策局情報産業課 企画官
和泉 憲明
基調講演 10:10 – 11:10
「CPSの動向とSociety 5.0 ―IoT、AI、クラウドのこれから」
【講演概要】
AI、ビッグデータ分析、スマートシティなどCPS (Cyber-Physical Service)の主要な動向をお話するとともに、日本政府によって提言された「Society 5.0」の理念について述べ、これからの社会の在り方と課題について考察します。
東京大学大学院 情報学環 教授
東京大学 総合教育研究センター長
須藤 修
基調講演 11:10 – 12:10
「分類学と系統学:ダイアグラム論から見たデータ可視化の歴史と展望」
【講演概要】
多様性を研究対象とする分類学と系統学はさまざまなオブジェクト(対象物)に関する知見や情報をダイアグラムによる可視化を通じて体系化してきた歴史があります.分類や系統を視覚化するためのダイアグラムであるチェインやツリーあるいはネットワークなどを用いて多様性を図示化することは,われわれ人間のもつ直感的な認知的理解能力に頼りつつ,多様性の分類パターンと系統プロセスへの理解を深める機能を果たしています.
そして,現代社会の中では大量のデータをいかに効率的に可視化するかは現代のインフォグラフィクスの観点からも重要なテーマです。
国立研究開発法人 農研機構・農業環境変動研究センター ユニット長
東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授
三中 信宏
技術講演 13:15 – 14:05
「AI、IoT時代のモデリングとは?」
【講演概要】
ついに、AI、IoTによる第4次産業革命が幕を開けました。ここをリードできるかどうかが、今後の日本経済の大きな分岐点といっても過言ではありません。そして、そのポイントとなるのが、Cyber Physical System(CPS)です。
本講演では、CPSとは何か、そこで期待されるモデリングの種類や役割、そして昨今新たに言われ始めたConnected Industriesについて紹介したいと思います。
そして最後に、これからの技術者に対して求められるスキルや、AIとモデリングの住み分け等についても考えていきたいと思います。
株式会社エクスモーション 代表取締役社長
一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)理事
渡辺 博之
ワークショップ 13:15 – 14:55
「コードで学ぶモデルのリファクタリング」
【講演概要】
モデルは、図でもプログラミング言語でも自然言語でも表現できます。そして、良いモデルを最初から発見することは困難です。初期のアイデアをもとに、図/プログラミング言語/自然言語を組み合わせながら、モデルを継続的に改善していくことが大切です。
このワークショップでは、プログラミング言語(Java)で書かれたサンプルコードをリファクタリングしながら、モデルがどのように進化していくかを体験的に学びます。
ソースコード/クラス図/会話に登場する言葉の三つの表現手段の関連づけを重視したモデリングのやり方を紹介します。
当日のワークショップで使う、サンプルコードを、githubで公開しました。
事前にリポジトリーの内容をダウンロードし,ご自分のPCで動作確認をお願いします。
ギルドワークス株式会社 取締役
増田 亮
講演 14:05 – 14:55
「統計学におけるモデルの役割について:直感・説明・検証」
【講演概要】
統計データ解析におけるモデルの役割は得られたデータに対してある規則性あるいはパターンを仮定することにより一般的に説明することが求められている。われわれのもつ直感センスであれ事前知識であれ、どのようなモデルを構築することができるかは徹底的に理詰めで行えるものではない。
しかし、提示された対立モデルを客観的な指標に基づいて相互評価ないし検証をすることは可能だろう。
本講演ではデータから仮説への推論としてのアブダクションの観点から統計モデルがデータ解析においてどのような意味をもちえるのかについて論じる。
農研機構・農業環境変動研究センター ユニット長
東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授
三中 信宏
技術講演 15:05 – 15:55
「DevOpsにも役立つモデリング」
【講演概要】
ソフトウェア開発の現場では、DevOpsというキーワードが話題になっています。
これまで分離していた、開発と運用を密接に連携させることで、これまでできなかったような、素早い開発や運用対応を可能にしようというムーブメントです。
ただ、とにかく一緒にやれば上手くいくというものでもありません。どうすると、開発と運用が密接に連携しつつ、素早く動くことができるのか、この設計にもモデリングが役に立ちます。
この講演では、主に Value Stream Mapping という手法を用いた、ソフトウェア開発と運用をまたいで改善を続ける取り組みについてお話しします。
株式会社アトラクタ Founder 兼 CEO
原田 騎郎
技術講演 15:55 – 16:45
「次世代業務システム開発環境 PEXA Suite」
~エンドユーザによるシステム要件定義の実現に向けて~
【講演概要】
「振る舞い」の観点でパターン化したモデルを活用すれば、業種業態が違っても、業務アプリの「構築」における有効性は認識されつつあるように思います。しかし、それでも機能の不足、重複が発生する事はあり得ます。?それは「分析」における不完全性が排除出来ていないからなのかもしれません。私達はこの問題の解消に向けて「PEXA」の進化を通じて取り組んでいます。
民間・公共、業種・業態を問わず、様々な基幹システムの構築に向き合わざるを得ない宿命を負った小規模SIERの取り組みを「PEXA」を通して紹介します。
株式会社アトリス アーキテクチャ開発執行役員
長嶺 亮
ワークショップ 15:05 – 16:45
「物事をシンプルに考える「モデルベース思考」を体験する」
【概要】
本ワークショップでは、物事の理解や発想を促す「モデルベース思考」を体験しながら学びます。モデルベース思考では、四角と線を用いてシンプルに物事を表現していきます。シンプルに考えることによって、物事の重要な部分が浮かび上がってくるところが特徴です。
具体的なワークショップ流れとしては、参加者が「雨垂れ石を穿つ」「ついた餅より心持ち」といったことわざのモデルを扱うことを通してモデルベース思考に慣れ、最終的には簡単なビジネスモデルを作ることを目標とします。ご興味がある方はぜひご参加ください。
東京大学教養学部
特任助教
吉田 塁
Retrospective 今日のモデリング 16:55 – 17:35
<司会>
株式会社豆蔵 取締役CTO 羽生田 栄一
<参加者> 原田騎郎、長嶺 亮、増田 亨、吉田 塁
2017年度L4試験について、2016年度L4認定証授与 17:35 - 17:45
御礼 17:45 – 17:50
大会副委員長
元東京国際大学教授
堀内 一
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