DDDScrumセミナー(170213)開催報告

モデリング技術セミナー

「ぐるぐるDDD/Scrum-モデリングと実装のうずまきをまわそう」講演&ワークショップ

 2017年2月13日標記モデリング技術セミナーを開催しました。モデリングの有用性を体感いただくことを
狙いとした体験型ワークショップによるセミナーです。皆様に業務システムをDDD/Scrumを使って構築、洗練
させていくプロセスをご体験いただきました。
株式会社アトラクタ 代表
原田 騎郎 様
 最初に『DDD/Scrumワークショップ—モデリングと実装のうずまきを回す』と題して、株式会社アトラクタ代表の原田騎郎様より、ご講演いただきました。単一のスプリント内で複数のオプションを試す、そうすることでサイクルの中で拡張性の方向が見える。モデルも必要に応じて拡張、変更を繰返す。スプリント期間を短くするだけではプロジェクトの成功は難しい、とのことでした。

「ワークショップ」では、早速、この考えを、皆様にご体験いただきました。
題目は「無人駐車場」です。皆さんで議論し、無人駐車場のイメージ合わせから始め、機能を洗い出し、その後、コアドメインのサンプル実装を行っていただきました。1サイクルを45分とするワークショップで、サイクルの切れ目には、講師からモデルとサンプルコードが提示されます。最初のサイクルでは、十分なコードを書くところまで至りませんでした。やはり、ここは、経験が問われるところかと思われます。業務で使えるものが1つのモデルで、使える状態の一番小さいモデルから作り、膨らませていくことがポイントとのことです。駐車場の種類、週末料金、夜間料金、繁忙期と閑散期、店舗利用など、条件がいろいろあります。それらを1つ1つモデル化し、コードを追加していく。ワークショップで、この繰り返しをすることで、コンパクトにコードを書くことの有用性が、おのずと理解できました。

体験して、初めて、その考えなどの持つ意味や重要性、ポイントが分かります。また、自分の実力や、業務遂行スタイルの振り返りにもなります。
「聞くだけと、やってみるのとでは大違い。理解の助けになった。」
「小さく作る。優先度を考える。コードとモデルのフィードバックなど。改めて大切さを実感できた。」
「小さく作る、モデルとコードを短時間で行き来する習慣ができていないと痛感。今後に活かしたい。」
など、参加者のコメントでも、そのことがよく分かります。
当日は、お忙しい中、会場に足を運んでいただきました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 なお、当日の講演資料は下記よりダウンロードできます。
『DDD/Scrumワークショップ』資料

UMTPでは今後も情報モデリング及びソフトウェアモデリングに関する技術解 説や最新情報のご提供を通じて、我が国のモデリング技術の普及とモデル共有に向けた活動を展開してまいります。
また、レベルに応じたモデリング技術者に必要とされるスキルと知識体系に基づいた、客観的で公正な判定による「UMLモデリング技能認定」試験を実施しております。ご自身の技術力の証にもなります。是非チャレンジしてみてください。

UMLモデリング技能認定試験

2017年3月吉日

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