2016L2L3L4認定取得者の集い開催報告

〜L1・L2・L3認定取得者の集い〜 開催報告

 2016年11月2日夕、オージス総研殿(東京 品川)にてL2・L3・L4認定取得者を対象とした集いを開催いたしました。
この集いは、当協議会の問題作成部会(主査:羽生田栄一(豆蔵))が

  • 認定取得者の相互交流の場の提供と、モデリング現場で活躍している皆様と、UMTPとの意見交換を通じて、モデリング技能を更に高めていただく。
  • UMTP認定試験、特に新たに設定したL4認定試験について理解を深め、モデリング認定試験の頂点であるL4認定試験にチャレンジしていただく。

ことを目的に企画・実施しています。
 最初に、「アジャイル開発に効くモデリング」と題し、株式会社オージス総研原田巌氏にご講演いただきました。
実践に基づくアジャイル開発におけるモデリングのポイント、重要性が熱く語られました。次に、L4認定取得者4名の方から、L4認定試験合格体験談をお話しいただきました。貴重な、かつ、なるほどと頷くお話しをご紹介いただき、受験を検討されている参加者の皆様には、大いにお役立ていただけたのではないかと思います。後半は、「L4認定試験評価ポイント」を東芝ソリューション株式会社山城明宏氏より、L4として求められるスキルレベルやL4試験における審査のポイントなどをご紹介いただきました。

 ワークショップ(モデリング実践/発表)では、「21世紀の図書館」をテーマとし、グループに分かれてモデリングにチャレンジいただきました。時間が少なかったため、モデルの完成には至りませんでしたが、最後に各グループそれぞれ考えたポイントとモデリングの観点を説明いただき、講師のアドバイス含め、考えや、モデリングで考慮すべき点などを共有いただきました。
 集いの後半は、軽い食事をしながらの懇親会です。
 活発な交流と意見交換であっと言う間に時間が経過しましたが、皆さんには有意義なひとときとなったのでは
ないでしょうか。
 アンケートでは、「他の認定取得者と交流し、ためになる話を聞けたのが、とても有意義でした」「実際にモデリングを活用している方の話が聞けたのが満足」「モデリングについて考え直す良い機会になりました。ワークショップは、時間は短いですが話をする良いきっかけになります」などの満足の声を頂きました。
 UMTPでは、日本のモデリング技術の頂点に立つ方が一人でも多く出てくることを願いつつ、今後もこの集いを継続していく予定です。 今回参加できなかったL3認定取得者の皆様、また、今後L3受験をめざしているL2認定取得者の皆様、次回は是非参加し、更にモデリング技術を高め、L4認定という頂点をめざしてください。
2016年12月

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特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会 事務局
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