2018年7月4日夕、オージス総研殿東京本社にてL2・L3・L4認定取得者を対象とした集いを開催いたしました。
この集いは、当協議会の問題作成部会(主査:羽生田栄一(豆蔵))が
- 認定取得者の相互交流の場の提供と、モデリング現場で活躍している皆様との意見交換を通じて、モデリング技能を更に高めていただく。
- 認定試験について理解を深め、モデリング認定試験の頂点であるL4認定試験を目指していただく。
ことを目的に企画・実施しています。
最初に2017年度L4認定試験合格者の日本精工株式会社高橋寛之氏より、「L4合格者からの一言」と題し、お話しをいただきました。
ご自身のモデリングおよび、UMLとのかかわりをご紹介いただいたくと共に、L4認定試験受験に際して考慮すべき点や心構え、ご自身の経験を元にした受験対策など、合格者ならではのお話をいただきました。
次に、講師の山城明宏氏から「L4試験概要のご紹介と、受験者に期待すること」と題し、審査の手順や各審査過程で気を付けるポイントを詳しくご紹介いただきました。紙面の関係で詳細は割愛させていただきますが、高橋氏のお話と合わせ、これからL4試験にチャレンジされる方にとって、非常に有意義なお話しであったかと思います。
ワークショップでは、講師の照井康真氏が設定した「テーマパークをモデリングする」というテーマで、グループに分かれてモデリングにチャレンジいただきました。皆さん活発に意見を交わせながらモデリングしていただきました。
最後に各グループそれぞれ考えたポイントとモデリングの観点を説明いただき、講師陣のアドバイス含め、考えや、モデリングで考慮すべき点などを共有していただきました。
集いの最後は、参加者からのライトニングトークを聞きながらの懇親会です。
業務とモデリングの関係のご紹介から始まり、参加者、講師共に、モデリングの肝や、モデリングについての思いを熱く語る人が続出しました。また、この集いをきっかけに上位資格にチャレンジする意欲が出てきたとのお話もありました。
活発な交流と意見交換で、あっと言う間に時間が経過しましたが、皆さんには有意義なひとときとなったのではないでしょうか。
アンケートでは、「ワークショップでL4の方の考え方に触れられ満足」「実務で教えたり、使ったりされている方のお話を伺えて良かった」「ライトニングトークは、いろいろ面白そうな話が出ていて面白かった」との満足の声を頂戴しました。半面、「参加者が少ないのが残念」との声も出ています。
UMTPでは、日本のモデリング技術の頂点に立つ方が一人でも多く出てくる
ことを願いつつ、今後もこの集いを継続していく予定です。
最後に、L3認定取得者の皆様、今回集いに参加できなかった皆様含め、12月から開始しますL4認定試験に是非チャレンジし、L4認定という頂点をめざしてください。
2018年8月