Object Oriented Conference 2024(2024.3.24)出展報告

2024年3月24日、4年ぶりにお茶の水女子大学で開催された「Object Oriented Conference 2024」にシルバースポンサーで出展しました。

このカンファレンスは、オブジェクト指向について、分析設計から、現場で活かすプラクティスなど、様々なテーマのセッションを聴講することで参加者の知見を深めるためのもので、主催者含め約800名超の参加者を得て、盛況のうちに終了しました。

UMTPではシルバースポンサーで出展すると共に、UMTPモデリング・アンバサダーの株式会社豆蔵 取締役/CTO羽生田栄一様による基調講演を依頼された他、UMTP および、UMTP会員の株式会社オージス総研のスポンサーセッションにおいて、オブジェクト指向やモデリングに関する講演を実施し、UMLやUMTPの活動を多数の方に認知いただきました。

基調講演は、羽生田様による「オブジェクト指向のリ・オリエンテーション ~歴史を振り返り、AI時代に向きなおる~」をテーマに、オブジェクト指向のこれまでの発展と進化、課題等を熱く語っていただき、時間超過気味で終了しました。大教室でも超満員のため、他の教室でも視聴可で、UMTPのPRにより、参加者への認知度が大いに上がったと思われます。

UMTPブースでは、スタンプラリーで来展する参加者にUMLに関するクイズを出題し、正解者に景品を出す企画を実施したため、多くの方にUMLの問題を解く体験をしていただいた他、UMLやUMTP認定試験の疑問に答えることができました。当初の想定より多い、約300名超の訪問をいただきました。

スポンサーセッションでは、UMTPと同じく、シルバースポンサーであるオージス総研と共に2枠で講演しました。

株式会社豆蔵の小黒様、東芝デジタルソリューションズ株式会社大森様による 「(UMTP版)モデリング漫才万歳! ミル〇ボーイ「コーンフレーク」から始めるモデリング会話入門」では、漫才形式でコーンフレークをネタに面白可笑しくモデリングを解説し、笑いの中にもモデリングの理解が深まった入門セッションでした。

株式会社オージス総研の原田様、他による 「オージス総研のエンジニア3名がすすめる現場で役立った本と活用した内容・勝手にビブリオバトル」では、おすすめの本「ドメイン駆動設計」、「オブジェクト指向のこころ」、「オブジェクト指向方法論 OMT」を各エンジジニアが熱く語りながら、最後は会場視聴者投票でNo1を決めるもので、オブジェクト指向をこれから勉強する方には参考になるセッションでした。

主催者報告の情報では、40歳以下のITエンジニアが約3/4を占める中、フロントエンドよりバックエンドの技術専門職の方が多く、システム設計・開発の中でオブジェクト指向を実践・活用している方々の熱気あふれるカンファレンスにスポンサー参加できたことは、UMTPとしても非常に有意義でした。

図5 UMLに関するクイズの全問正解の景品Tシャツ
図5 UMLに関するクイズの全問正解の景品Tシャツ