中国ソフトウェア産業協会と中国での認定試験で提携

中国におけるモデリング技術者認定試験で中国ソフトウェア産業協会と提携

中国ソフトウェア産業協会と中国での認定試験で提携
2009年6月17日
特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会(UMTP)

中国ソフトウェア産業協会と中国での認定試験で提携

 6月12日、UMTPは中国ソフトウエア産業協会(以下CSIA、会長:陳沖)と、UMTPが実施しているUMLモデリング技能認定試験を、CSIAが非独占的に中国において実施することに合意しました。UMTPは既に中国において認定試験の実施を進めてきていますが、今回新たにCSIAが認定試験実施のパートナーとして加わることになります。CSIAは、日電卓越軟件科技(北京)有限公司(以下NEC-AS、総裁 岩岡泰夫)に試験実施の運営を委託し、中国国内で提携試験センターを募集して試験を実施してまいります。合格者には、CSIAとUMTPの連名の認定証がCSIAから発行されます。

 6月12日、北京 DeBao Hotelで CSIAの下部組織のひとつである China Software Process ImprovementAssociation(以下CSPIN)が開催する System and Software Process Improvement International Forumが開催され、そこで上野会長が来賓として挨拶し、CSIAとの認定試験の実施に関する書に調印しました。同時にCSIAは運営を委託するNEC-ASと覚書を締結しました。

 CSIAは、ソフトウエア企業をメンバーとした、主要都市に支部を置く全国的な組織であり、その組織力を活かして、中国における認定試験の、幅広い展開を行ってまいります。
翌日、6月13日午前、UMTP、CSIA、NEC-ASの三者主催で、中国でのUMLモデリング認定試験に関するセミナーが開催されました。
CSPIN常務副委員長の挨拶に続き、上野会長はUMTPの紹介とオフショア開発でのモデリング技術の重要性を強調されました。続いて事務局長の小林は、UMLモデリング技能認定試験を紹介し、NEC-ASの今本善信技術総監は、NEC-ASにおけるUMLモデリングへの取り組みをその効果とともに紹介しています。今本様ご講演資料(日本語版)ダウンロード
最後にパネルディスカッションがあり、堀内副会長がパネラーの一人として、中国におけるUMLモデリング認定試験をテーマにディスカッションに参加しました。

  UMTPは、日本だけでなく、海外、特にアジアでのモデリング技術および認定試験の普及に取り組んでいます。オフショア開発が増加している今日、UMTPは今後も、ソフトウエア技術者の能力評価の共通の尺度となる、モデリング技術認定試験の拡大を推進していきます。

<お問い合わせ先>
UMLモデリング推進協議会 事務局 
E-MAIL:→こちらから
URL:http://www.umtp-japan.org/

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