オフショア開発におけるUML適用紹介セミナー |
<受講申込み受付は終了しました> |
2010年09月吉日
UMLモデリング推進協議会
オフショアソフトウェア開発部会
現在、オフショアソフトウェア開発は、一般化してきましたが必ずしもプロジェクトが成功裏に終了するというところにはいたっていません。このような状況のなかで日本側の企業とオフショアソフトウェア開発企業との間の意思疎通の重要な手段としてモデリング技術が注目されてきています。
当協議会のオフショアソフトウェア開発部会では、「オフショアソフトウェア開発を成功裏に終了させるために、モデリング技術をどう利用すればよいのか」を研究しています。研究の成果物として「オフショア開発向けUML適用ガイドライン」をリリースしました。
本ガイドラインは、オフショアソフトウェア開発、特に業務アプリケーションの開発に焦点を当ててUMLをどのように適用すればよいかを具体的に説明しています。
「オフショア開発向けUML適用ガイドライン」の普及活動の一環で、オフショアソフトウェア開発におけるUML適用事例を紹介するセミナーを企画しました。オフショアソフトウェア開発を実践されている方、これから取り組もうとしている方、UMLの適用を検討している方は、ぜひ参加いただきたく、よろしくお願いいたします。
◆開催名称◆
◆開催日時/場所◆
- 2010年10月08日(金)13時00分〜17時00分
- 六本木アカデミーヒルズ 49階 スカイスタジオ
東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー - 会場までの地図は下記サイトをご覧下さい。
- 六本木アカデミーヒルズ へのアクセス
◆定員◆ 100名(事前申込制)
◆費用◆ UMTP会員企業および事前申込者は無料
※会場の都合上、会員企業の皆様にも事前申し込みをお願いします。
◆対象◆ オフショアソフトウェア開発を実践されている方
これから取り組もうとしている方
UMLの適用を検討している方
◆当日予定(アジェンダ)◆
13:00 – | 受付開始 | ||
13:20 – | ご挨拶 | ||
13:25 – | 基調講演 | ||
【テーマ】 CIOから見たオフショア開発(仮題) | |||
【講師略歴】 北海道大学大学院博士課程(行動科学専攻)単位取得退学 CIO(Chief Information Officer)、CMO(Chief Marketing Officer)あるいは一般的にCxO、企業における情報システム、オフショア開発、Enterprise Marketing Management、Eマーケティング等に関心がある。
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【講演概略】 CIOはオフショア開発に対して、不安をもちつつも、トータルとしてその有用性を意識するようになってきた。特に超大手企業のCIOは国内開発だけではキャパシティには限界があることは認識している。一方で業界内での共通化やクラウドの利用等、ユーザ企業から発注されるソフトウェア開発の絶対量は減少すると推測できる。日本からのオフショア開発がどうなるのかについては、様々な要因が交錯して将来の予測は難しいが、一つの整理を試み、参加者の皆様とで議論のきっかけが提供できればと思っている。 |
14:20 – 講演1 【テーマ】 UML本格導入に向けた取り組み
さくら情報システム株式会社
原田 早苗 氏 |
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【講師略歴】 さくら情報システム株式会社に入社後、 開発推進部に所属し、汎用機システム開発を経て、金融系業務のオープン系開発に従事。2007年4月よりオフショア推進に携わる。 |
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【講演概略】 オフショア開発での仕様書の作成と伝達においてかかえる問題をUMLを活用することでいかに解決できるか評価・検証を行った。そのときの効果やUML(ユースケース図、クラス図、シーケンス図)作成時の状況について、事例をあげて紹介する。 |
15:05 – 休憩15:15 – 講演2 【テーマ】 オフショア利用によるフレームワーク開発でのUML適用事例
東芝ソリューション株式会社
杉本 信秀 氏 |
【講師略歴】 1993年株式会社東芝に入社後、2001年SI技術開発センター(現在のIT技術研究所)に異動し、分散システムのソフトウェア研究開発に従事。2003年分社化に伴ない東芝ソリューション株式会社に移籍。現在は、エンタープライズシステムや組み込みシステムのアーキテクチャ、設計・実装技術などの調査、研究、開発に従事している。 |
【講演概略】 オフショア利用によるフレームワーク開発の事例において、 どのようにUMLを活用したか具体的に説明する。 UMLは主に以下の目的で利用した。 ●アーキテクチャを定義しオフショア先に説明することで、その後の設計をスムースに開始するため。 ●オフショア先が行った設計を理解し、間違いや齟齬が 無いことを確認するため。 |
16:05 – 講演3 【テーマ】 オフショア開発へのUML適用に向けた教育事例
PM Academy 代表取締役社長 北島 義弘 氏 |
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【講師略歴】 NTT(日本電信電話(株)、(株)CRCソリューションズ(現伊藤忠テクノソリューションズ(CTC))を経て、2006年に(株)PM Academyを設立。ソフトウェア開発・運用・保守、品質保証・品質管理、標準化・プロセス改善、オフショア開発管理、プロジェクトマネジメント教育、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)等の20年以上のIT業務経験を生かして、現在はIT関連のコンサルティングやPM(プロジェクトマネージャー)/PL(プロジェクトリーダー)育成、オフショア開発(中国・韓国)のSE/PM教育を行っている。 国内では経済産業省関連でIPA(情報処理推進機構)/SEC(ソフトウェアエンジニアリングセンター)プロセス改善研究部会委員、また日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会運営委員長兼第二分科会講師(プロジェクトマネジメント分科会主査)、同ソフトウェア品質シンポジウム委員長、ソフトウェア技術者ネットワーク(S−Open)会長、高品質ソフトウェア技術者交流会(QuaSTom)幹事等を歴任。 海外では、中国と韓国に子会社を設立し、日本・中国・韓国の3ヶ国で教育事業とオフショア開発を実施している。 |
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【講演概略】 PM Academyは、PM/SEの育成をメインに主に東アジア(中国・韓国)との協業を見据えたグローバル化に対応したIT技術者に必要なプロジェクトマネジメント技術を持ったプロフェッショナルのITエンジニア育成機関を目指して活動している。 現在、日本人と中国人と韓国人のそれぞれの持つ強みを生かした高レベルなIT人材教育業務とITコンサルタント業務を通じて、お客様の安心を得られるサービス提供に日々努めている。 UMLは、その目的に必須のツールであり、2007年から中国におけるオフショアUML教育を実施してきた。 本講演では、実施しているUML教育の内容を中心に、日本人と中国人と韓国人のそれぞれの持つ強みを生かした高レベルなIT人材教育業務とITコンサルタント業務を通じて、お客様の安心を得られるサービス提供の仕組みについて紹介する。また、今後の展望としてアジャイル開発、プロダクトライン開発等についての見解を述べる。 |
なお受講票は発行いたしませんので直接会場受付にお越し願います。
またその際は、申込受付完了メールを印刷しご持参のうえ受付にご提示願います。
◆申込締切:2010年10月06日(水)
締切日前に定員に達した場合は、申込を締め切らさせていただきますので、 あらかじめご了承願います。
※講演内容や時間などは予告無く変更されることがございます。あらかじめご了承願います。
◆主催:特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会
◆後援:オフショア大學
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