プレスリリース「UMTP UMLモデリング技能認定試験の受験者数が延べ1万人を越える見込み」
News Release
| 2006年12月25日
| 特定非営利活動法人 UMLモデリング推進協議会(UMTP) |
|
このたび、NPO:UMLモデリング推進協議会(以下UMTP)(会長:上野 南海雄)の企画、運営する「UMLモデリング技能認定試験」(注1)は、2003年の試験開始以来、受験者数が約3年で延べ1万人を越える見込みとなりました。 | 「UMLモデリング技能認定試験」は国際標準のモデル記述言語(記法)であるUML(注2)を用いたモデリング技術者の育成を目的とし、数多くの企業で技術研修の一環として採用され、技術者のUMLモデリング技術力向上に役立っています。
現在、スキルレベルに応じたL1試験、及びL2試験が実施されており、それぞれのレベルに応じたモデリング技術者に必要とされるスキルおよび知識体系を明らかにし、それに基づいた客観的で公正な判定を行っています。
11月からは、UMTP会員でもある日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢野薫 以下NEC)において、NECグループ社員向けに、UMLモデリング技能認定試験の自主運営が開始されました。
| 国内大手のNECグループによる試験の実施運用は、実際の開発現場においてモデリング技術の重要性が高まっていることを示すものであり、品質・生産性向上の実現および海外・オフショアの積極的展開には不可欠であることを示しています。今後のUMLモデリング技術の普及と認定技術者増大に大きな貢献となることが期待されます。 なおNECでは、年間でグループ社員延べ1 000名の受験者を見込んでおり、加えて、NECラーニング(株)においてUMTP試験受験対策コースなど、UMLモデリング技術者育成のための教育サービスを提供しています。 UMTPでは、今後も会員企業とともに、アジアも含めてUMLモデリング技術の普及拡大をはかり、標準化を推進するとともに技術者の育成に努めてまいります。 以上 【賛同コメント】 | 日本電気株式会社 ソフトウェアエンジニアリング本部長 岩崎 新一様 「NECグループでは、ソフトウェアエンジニアリング強化施策の一環として、UMTP殿のご協力を得て、この度、『UMLモデリング技能認定試験』の自主運営を開始致しました。国際標準であるUMLモデリング技術は、ソフトウェア開発の上流工程における分析・設計の基盤技術であり、更なる高品質化・高生産性を実現するための必須技術と認識しております。このため、今後、国内外において、益々採用が加速されるものと期待しております。NECグループでは、今後もUMTP殿の活動と連携し、UMLモデリング技術の普及・拡大を図ると共に、技術者育成についても協力して推進していきたいと考えております。」
|
【UMLモデリング推進協議会(UMTP) とは】
|
「UMLモデリング推進協議会(UMTP)」は、2003年5月に、「モデリング技術の普及」、「モデリング技術者の育成と技能認定」、「業種・業務モデルのモデル共有」、「アジア連携」などを目的として設立された、非営利特別活動法人である。今日、80社が参画している。 (注1)「UMLモデリング技能認定試験」は、システム開発の上流工程において重要となる、モデル構築のための知識とスキルの認定、及びモデリング技術者の育成を目的とする試験です。 <お問い合わせ先> |
UMLモデリング推進協議会 事務局 |
E-MAIL:→こちらから |