今回は、特に人間活動と情報技術の調和という視点から、日本が誇る世界の哲学者、今道友信先生に「情報と倫理」２１世紀の課題と題して、ご講演をお願いしております。
２０世紀は技術による豊かな社会を築く時代でしたが、２１世紀の情報社会は２０世紀の知識社会とまったく異なるものです。自然と同時に科学技術の連関の中で生活していますので２１世紀では伝統的倫理に加えて新しい倫理が必要です。情報システムに携わる人は、情報の果たす役割と倫理について深く考える時代です。今道先生のご講演は、皆さまに、倫理とは何かを考えさせるとともに、これからの人間活動のあり方を考えさせると確信しています。

また、もうひとつのＡＺＯＲＡ社による「ＳＯＡとモデリング」と題したはご講演内容は、情報システムの経営、企画、設計に携わる人々には見逃せない最新の技術の解説と動向です。人材育成、生産性、品質向上に深く関心を抱いている人々にぜひ聞いていただきたいテーマです。繰り返しますが、講演二題は、皆様に必ず深い感動と感銘を与え、心にいつまでも残ると思っています。