プログラム
プログラムスケジュール一覧
2015年11月6日(金) 10:00 〜 17:40
※プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
プログラム詳細
2015年11月6日(金) 10:00 〜 17:40
基調講演 10:20 – 11:20
IoTとIndustry4.0に関する国際標準化動向
—「デジタル・ファクトリー」に潜む共通データモデル— |
【講演概要】
IoTが主として通信層の標準化を進めるのに対して、ドイツが牽引するインダストリー4.0は、製造工程そのもののデジタル・モデル化を進め、国際標準に基づくIT技術を基盤とすることが特徴である。中でも、「デジタル・ファクトリー」においては、登録された製品や生産財の「標準タイプ」を共同利用し、データ互換性を保ちつつ企業の生産性向上を目指すことが特徴である。本講演では、情報モデルの観点から、基盤をなす標準群(RAMI4.0)を分析し、更に、製品開発工程の視点から、日本の製造業への影響と意味を考えたい。 |
基調講演 11:20 – 12:20
IoT時代のアーキテクチャー
—SORACOM事例とそのアーキテクチャ設計— |
【講演概要】
IoTは業界を超えたムーブメントとなっている。その背景には、クラウド、デバイス、センシング、解析技術といった要素技術の成熟し、コストパフォーマンスがあがり様々な利用形態が現実化してきたことが挙げられる。一方で、未だIoT/M2Mでのキラーアプリケーションは数が少なく実証実験の域を超えていないという声もある。本講演では、IoT本格化に向けての障壁を整理する。そして、障壁を取り除く要素として、日本発IoTプラットフォームSORACOMを解説し、その利用事例とアーキテクチャ設計を紹介する。 |
技術講演 13:30 – 14:30
ビジネス・イベント・マネジメント |
【講演概要】
IoTの進展につれて情報システムの課題は「データを入力して処理する」という視点から、「発生するデータをどう認識して対応するか」に移りつつあります。この課題に答えるためにはプロセスを中心に捉えたモデリングでは限界があり、発生したデータを構造のみでなく意味として認識するモデリングが必要になってきます。
「ビジネス・イベント」の発生としてデータを捉え、適切な「アクション」で対応するモデリング、この新しいモデリング・コンセプトである「ビジネス・イベント・マネジメント」について事例を含め解説します。 |
技術講演 13:30 – 14:30
インダストリアル インターネットのビジネス開発に
おけるMBSE(モデル・ベースト・システム・エンジニアリング) |
【講演概要】
IoT&インダストリアル インターネットにおける具体的ビジネス開発を推進するために、MBSEが必須とされつつあります。今回、MBSEとその基盤技術のSysML活用に対する、動向とIndustrial Internet ConsortiumのTest BedおよびOMG事例を中心に解説いたします。 |
技術講演 14:30 – 15:30
ニュービジネスとドメインモデル
—アイデアから設計へ— |
【講演概要】
IT(情報技術)の進展がさまざまなニュービジネスを産みだしている。誰もがアイデアを語り、また最新の技術はそれを簡単に形にしてくれそうだ。しかし、アイデアからシステム構築という頂へのルートは幾通りもあり、選択を誤ると苦しい登山になる。ドメインモデルは、登山ルートの真ん中でベースキャンプとなり登山の成功を約束するものだ。
この講演ではアイデアと言う登山口からベースキャンプまで、さらにそこから山の頂に無事到達する方法について考える。最後に時間が許せば、簡単なワークショップをやってみたい。 |
講演 14:30 – 15:10
組込みシステムの設計実装へのモデルカタログの活用 |
【講演概要】
UMTP組込みモデリング部会では、組込み分野において参考になる様々なモデルをカタログ化した「組込み分野のための UML
モデルカタログ」を作成し公開しています。私たちは高専の学生とともに、このモデルカタログを活用して、ETロボコンなどの実際の組込みシステムの開発に取り組んできました。
本講演では、モデルカタログを、組み込みシステムの設計・実装の過程においてどのように活用していけばよいか、また、モデリングの教育においてどの様に使うことができるのか、その勘所を検討していきます。 |
技術講演 15:40 – 16:40
「ピクト図解メソッド」と「ビジネスモデルキャンバス」
を連動したビジネスモデル設計技法 |
【講演概要】
「ピクト図解メソッド」は、誰が(Who)誰に(Whom)何を(What)いくらで(How much)の「3W1H」に着目し、ビジネスモデル(儲ける仕組み)を”経営者目線”でモデリングする技法。成功企業のビジネスモデルをピクト図にすることで「事業構造パターン」を身に付け、レゴ・ブロックのように組み合わせて新規ビジネスモデルを創造。リーン・スタートアップの世界標準フレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」と連動して使えば、新製品・新サービス・新事業を創造する現場で、組織の”共通言語”として威力を発揮する。 |
講演・演習 15:20 – 16:40
小さなモデルを作ろう |
【概要】
UMTP組込みモデリング部会では、UMLによるモデリングスキル向上のために、身近な題材を使った「小さなモデル」の作成に取り組んでいます。「小さなモデル」は、内容がシンプルな分、本質を突いたモデルを議論しやすく、取り組んでみるとその意外な奥深さに驚かされること請け合いです。
今回は、一般のみなさんにも「小さなモデル」を通してUMLによるモデリングの面白さ・楽しさ・効果を実感してもらうために、部会で作ったモデルを使ったモデリングワークショップを開催いたします。
モデリングの初心者からベテランまで、たくさんの方のご参加、お待ちしてます。
【問題】
ワークショップでは、次の4問のうち1問を選んでいただいた上で、グループに分かれてモデリングを実践します。
なお、モデル作成をしない「見学のみ」の参加も可能です。 |
問題(カレンダー)
問題(スマート冷蔵庫)
問題(神経衰弱)
問題(歩数計) |
御礼 17:35 – 17:40 |
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Modeling Forum 2015 大会副委員長
元東京国際大学教授
堀内 一 |
※プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
プログラム詳細
2015年11月6日(金)
基調講演 10:20 – 11:20
IoTとIndustry4.0に関する国際標準化動向
—「デジタル・ファクトリー」に潜む共通データモデル— |
【講演概要】
IoTが主として通信層の標準化を進めるのに対して、ドイツが牽引するインダストリー4.0は、製造工程そのもののデジタル・モデル化を進め、国際標準に基づくIT技術を基盤とすることが特徴である。中でも、「デジタル・ファクトリー」においては、登録された製品や生産財の「標準タイプ」を共同利用し、データ互換性を保ちつつ企業の生産性向上を目指すことが特徴である。本講演では、情報モデルの観点から、基盤をなす標準群(RAMI4.0)を分析し、更に、製品開発工程の視点から、日本の製造業への影響と意味を考えたい。 |
基調講演 11:20 – 12:20
IoT時代のアーキテクチャー
—SORACOM事例とそのアーキテクチャ設計— |
【講演概要】
IoTは業界を超えたムーブメントとなっている。その背景には、クラウド、デバイス、センシング、解析技術といった要素技術の成熟し、コストパフォーマンスがあがり様々な利用形態が現実化してきたことが挙げられる。一方で、未だIoT/M2Mでのキラーアプリケーションは数が少なく実証実験の域を超えていないという声もある。本講演では、IoT本格化に向けての障壁を整理する。そして、障壁を取り除く要素として、日本発IoTプラットフォームSORACOMを解説し、その利用事例とアーキテクチャ設計を紹介する。 |
技術講演 13:30 – 14:30
ビジネス・イベント・マネジメント |
【講演概要】
IoTの進展につれて情報システムの課題は「データを入力して処理する」という視点から、「発生するデータをどう認識して対応するか」に移りつつあります。この課題に答えるためにはプロセスを中心に捉えたモデリングでは限界があり、発生したデータを構造のみでなく意味として認識するモデリングが必要になってきます。
「ビジネス・イベント」の発生としてデータを捉え、適切な「アクション」で対応するモデリング、この新しいモデリング・コンセプトである「ビジネス・イベント・マネジメント」について事例を含め解説します。 |
技術講演 13:30 – 14:30
インダストリアル インターネットのビジネス開発に
おけるMBSE(モデル・ベースト・システム・エンジニアリング) |
【講演概要】
IoT&インダストリアル インターネットにおける具体的ビジネス開発を推進するために、MBSEが必須とされつつあります。今回、MBSEとその基盤技術のSysML活用に対する、動向とIndustrial Internet ConsortiumのTest BedおよびOMG事例を中心に解説いたします。 |
技術講演 14:30 – 15:30
ニュービジネスとドメインモデル
—アイデアから設計へ— |
【講演概要】
IT(情報技術)の進展がさまざまなニュービジネスを産みだしている。誰もがアイデアを語り、また最新の技術はそれを簡単に形にしてくれそうだ。しかし、アイデアからシステム構築という頂へのルートは幾通りもあり、選択を誤ると苦しい登山になる。ドメインモデルは、登山ルートの真ん中でベースキャンプとなり登山の成功を約束するものだ。
この講演ではアイデアと言う登山口からベースキャンプまで、さらにそこから山の頂に無事到達する方法について考える。最後に時間が許せば、簡単なワークショップをやってみたい。 |
講演 14:30 – 15:10
組込みシステムの設計実装へのモデルカタログの活用 |
【講演概要】
UMTP組込みモデリング部会では、組込み分野において参考になる様々なモデルをカタログ化した「組込み分野のための UML
モデルカタログ」を作成し公開しています。私たちは高専の学生とともに、このモデルカタログを活用して、ETロボコンなどの実際の組込みシステムの開発に取り組んできました。
本講演では、モデルカタログを、組み込みシステムの設計・実装の過程においてどのように活用していけばよいか、また、モデリングの教育においてどの様に使うことができるのか、その勘所を検討していきます。 |
技術講演 15:40 – 16:40
「ピクト図解メソッド」と「ビジネスモデルキャンバス」
を連動したビジネスモデル設計技法 |
【講演概要】
「ピクト図解メソッド」は、誰が(Who)誰に(Whom)何を(What)いくらで(How much)の「3W1H」に着目し、ビジネスモデル(儲ける仕組み)を”経営者目線”でモデリングする技法。成功企業のビジネスモデルをピクト図にすることで「事業構造パターン」を身に付け、レゴ・ブロックのように組み合わせて新規ビジネスモデルを創造。リーン・スタートアップの世界標準フレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」と連動して使えば、新製品・新サービス・新事業を創造する現場で、組織の”共通言語”として威力を発揮する。 |
講演・演習 15:20 – 16:40
小さなモデルを作ろう |
【概要】
UMTP組込みモデリング部会では、UMLによるモデリングスキル向上のために、身近な題材を使った「小さなモデル」の作成に取り組んでいます。「小さなモデル」は、内容がシンプルな分、本質を突いたモデルを議論しやすく、取り組んでみるとその意外な奥深さに驚かされること請け合いです。
今回は、一般のみなさんにも「小さなモデル」を通してUMLによるモデリングの面白さ・楽しさ・効果を実感してもらうために、部会で作ったモデルを使ったモデリングワークショップを開催いたします。
モデリングの初心者からベテランまで、たくさんの方のご参加、お待ちしてます。
【問題】
ワークショップでは、次の4問のうち1問を選んでいただいた上で、グループに分かれてモデリングを実践します。
なお、モデル作成をしない「見学のみ」の参加も可能です。 |
問題(カレンダー)
問題(スマート冷蔵庫)
問題(神経衰弱)
問題(歩数計) |
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※プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。