6月4日、中国での認定試験の提携先である中国ソフトウエア産業協会(CSIA)の下部組織である中国システム・ソフトウエア改善協会（CSSPIA）の年次総会において、UML専門家を育成するというテーマでUMTP認定試験セミナーが開催されました。
セミナー開催の前日、6月3日には、認定試験やトレーニングなどを行うCSSPIAのパートナーの認証式が行われました。NEC卓越軟件科技（北京）有限公司（NEC-AS）と南京富士通南大軟件技術有限公司（NFST）にCSIA陳沖会長とUMTP上野会長から認定証が授与されました。
6月4日午後より100名ほどの参加者で開催されたセミナーは、邦人杰 氏（CSSPIA会長、精華大学教授）および岸上信彦氏（日本電気(株)）の挨拶で始まり、それぞれ、UML専門家育成、UMLの重要性を強調されました。続き、王欽氏（CSSPIA秘書長）は中国でのUML認定試験およびUML専門家育成にいて、正田塁氏（(株)オージス総研）は、UMTPの成果物せあるオフショア開発へのUML適用ガイドラインの紹介とオフショア開発でのUMLの有用性を講演されました。
以降の講演は、
・藩加宇氏（UMLChina）、「企業利益から観るUML」
・小林正博氏（UMTP）「日本での認定試験の現状と動向」
・王英輝氏（NeuSoft）「UML：よいコミュニケーションの始まり」
・今本善信氏（NEC-AS）「オフショア開発でのUMLの顕著な効果」
・黄唯逸氏（FNST）「標準言語での国際協調開発（FNSTでのUMLの適用）」
です。
認定試験の合格者には、CSIAとUMTPの代表者の署名で認定証が授与されています。セミナーでは、その第1号合格者に認定証を授与しました。
今後、CSSPIAでは、中国の主要都市でパートナーを獲得し、全土で認定試験を拡大していく予定です。また、学生を対象としたコンテストも企画しているとのことです。UMTPでは、CSSPIAの中国でのUMLおよび認定試験を普及を支援していきます。
