参加者全員が勉強会でモデリングを実践することで、全員にモデリングの効果を体験・理解してもらい、システム開発の現場でモデリングを活用できる人を増やすことを目的としています。UMTPモデリング実践部会としては、モデリングのノウハウを収集・形式化し、モデリングを正しく・楽しく実践できる場を増やす事で、UMTPの活動目標であるモデルの普及とモデル作成技術者の育成に貢献していきます。
講師
萩本 順三
株式会社 匠Business Place 代表取締役会長、匠Method提唱者、Methodologist
<プロフィール>
2000年 オブジェクト指向技術を追求する仲間と共に株式会社豆蔵を立ち上げ、要求開発方法論の初版を書き上げ、要求開発理事と共にVer1.0として要求開発を書籍化(日経BP)。
2008年株式会社匠BusinessPlaceを設立し、ビジネス企画メソッドとして匠Methodを策定、現在まで進化させながら、企業でのコンサルティング、教育、啓もう活動を行っている。また、慶応義塾大学大学院SDM研究科の授業(2015年~2018年)、早稲田大学理工学術院の授業(2016年~現在)で匠Methodを学生たちに教えている。
主な受賞:2022年日本ビジネスアナリシス賞受賞(IIBA Japan)
主な書籍:『匠Method:新たな価値観でプロジェクトをデザインするために』匠BP出版
講師からのメッセージ
私(萩本)は1994年くらいからシステム開発をしながらオブジェクト指向方法論Dropを作成し始めました。
そのころからビジネスをモデルを使って表現する必要性があると考えていました。なぜなら、ビジネスもソフトウェアと同じように複雑な構造を理解するために見える化する必要があると考えたからです。そして、そこにUMLのような形式的かつシンプルなモデルを採用することを考え始めました。
私が、システム開発の超上流のBDAと名付けた手法(後に要求開発方法論という名前となる)を検討し始めた2004年頃から、ビジネス設計で使える方法論を考える必要性に迫られました。そのような状況の中、方法論としてのモデルに対する活用法やモデルの対象を大きく変える必要性を感じ、私自身のエンジニアとしての変革と並行させてモデルベースの方法論を策定・進化させてきました
今回の講演では、前半、上記のような問題意識を持って成長させてきた匠Methodの考え方やモデル活用について説明します。そして、後半は、要求開発方法論や匠Methodで、モデルの活用や見せ方について、どんな目標を持ち、どんなモデル活用法を提案し、進化させてきたかをお話しし、皆様とディスカッションできればと思います。
司会
原田 巌
株式会社オージス総研 技術部ビジネスイノベーションセンターアジャイルコーチ UMTPモデリング実践部会 主査 原田 巌氏
<プロフィール>
アジャイルでのモデリング活用について事例発表や普及を行っている。会社へのアジャイル導入だけでなく、開発プロセス策定やオブジェクト指向分析、設計、実装など、現場でチームに合ったより良い開発方法を支援、実行している。スクラムアライアンス認定スクラムプロフェッショナル
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名称 価値駆動のモデル開発を目指して~匠Methodで目指したこと~ 終了 会場 オンライン
※要事前登録:登録時にアクセス方法をお知らせします日程 2023年7月25日(火)18時〜20時 プログラム 18:00〜18:15 ご挨拶 / 原田 巌
18:15〜19:15 匠Method超入門&ミニワーク / 萩本 順三
19:15~19:45 価値駆動手法としてのモデル活用 / 萩本 順三
19:45~20:00 今後の取り組みについて / 原田 巌主催 UMTPモデリング実践部会 受講料 無料 対象者 どなたでもお申込みいただけます 定員 なし
お問い合わせ先
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