オフショア開発向けUML適用ガイドライン_v2.0

オフショア開発向けUML適用ガイドライン

 

プレスリリース「UMTP 『オフショア開発向けUML適用ガイドラインVer.2.0』を公開」

 

News Release
2008年7月10日UMLモデリング推進協議会事務局
UMTP 『オフショア開発向けUML適用ガイドラインVer.2.0』を公開
〜オフショア開発の発注側の抱える課題とUMLを活用するメリットを分析〜

 UMLモデリング推進協議会(略称:UMTP、事務局:東京渋谷区、会長:上野南海雄、以下UMTP) オフショアソフトウェア開発部会では本日、オフショア開発における課題に対して UMLを活用するための「オフショア開発向けUML適用ガイドライン Ver.2.0」を公開いたしました。
 本ガイドラインは「UMLを用いたオフショアでのソフトウェア開発に焦点をあて、 オフショア開発特有の、UMLを用いた開発に共通に見られる課題へのノウハウ (Hints&Tips)を、実践経験に基づきまとめるものです。Ver.1.0では、発注者側(日本側)へ のアンケートを行い、その分析結果を参考に、発注者側のノウハウをまとめました。
 Ver.2.0では、受注側(オフショア側)へのアンケート及びヒアリングを行い、その結果を参考に記載内容を見直し、発注側及び受注側のノウハウを充実させたガイドラインとなっております。
本ガイドラインはUML、モデリング、開発方法論、ソフトウェア開発技術要素、オフショア事業展開それぞれの知識があることを前提とし、それらに付加して使用することにより、オフショア開発の効率向上を目的としたものです。また、対象範囲としては「オフショア側での内部設計〜構築」までを想定し、日本側での要件・設計のまとめと、それらのオフショアメンバーへの伝達、オフショア側・日本側双方でのオフショア開発成果
の点検、までとしています。


ガイドラインはUMTP オフショアソフトウェア開発部会ページよりダウンロードが可能です。

 UMTPは、今後も引き続き、受注側である中国企業へのアンケートなど海外企業の事例なども視野に入れた調査を進め、それらの分析結果を当ガイドラインに反映してまいります。

【UMTP オフショアソフトウェア開発部会 について】

言葉や文化、企業風土、ビジネス環境などの違いを越えてオフショアソフトウェア開発を成功裏に 終了させるための現実的なポイントを研究し、更にその中でモデリング技術をどう利 用すればよい のかを研究するために「モデル共有促進部会」に設置されたオフショアソフトウェア 開発分科会を 前ほ身とする部会。2007年度よりオフショアソフトウェア開発部会となる。
【UMLモデリング推進協議会(UMTP) について】
「UMLモデリング推進協議会(UMTP)」は、2003年5月に、「モデリング技術の普 及」、「モデリング技術の育成と技能認定」、「業種・業務モデルのモデル共有」、 「アジア連携」などを目的として設立さ れた、非営利特別活動法人である。
 2003年9月から、 モデリング認定試験を提供している。
UMTPは、日本国内だけでなく、中国、韓国、などのアジア諸国と連携し、「共通 モデリング技術の策定」と「モデリング技術者育成と技能認定の実施」を通じて、 日本産業のグローバル化とソフトウェアビジネスの有機的連携を目的として、 次のような活動を展開している。

(1) UMLなどを前提とするモデリング技術の体系化と普及活動
(2) モデリング技能の認定と教材などコンテンツの認定
(3) 業種 ・業務ごとのベストプラクティス・モデル共有支援
(4) 国際連携(UMTP International運営)

<お問い合わせ先>
UMLモデリング推進協議会 事務局
E-MAIL:→こちらから

URL:http://www.umtp-japan.org/